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第98回全国高等学校ラグビー決勝戦!優勝したのは大阪桐蔭高校!!

数々の熱い戦いが繰り広げられてきた第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会もいよいよクライマックス。
1月7日、ラグビーの聖地である東大阪市花園ラグビー場にて決勝戦が行われました。
大阪桐蔭(大阪第1)が勝てば初優勝、桐蔭学園(神奈川)が勝てば初の単独優勝となるこの試合。

近年稀に見る激戦となった決勝戦を振り返っていく事にしましょう。

先制する大阪桐蔭 逆襲する桐蔭学園

出典:http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/kumaspo/rugbyjoho/19senbatsu/final_result.html

決勝戦前半 桐蔭学園(神奈川) 17-12 大阪桐蔭(大阪第1)

共にAシードで優勝候補同士の激突となったこの試合。
先制したのは大阪桐蔭でした。

前半7分、大阪桐蔭は自慢の強力FWでスクラムで押し勝つと、桐蔭学園のペナルティを誘い出します。
そして大阪桐蔭は敵陣に入り、中盤付近での右ラインアウトからWTB三島が中央を突破、最後はFB伴井が左中間にトライし、大阪桐蔭が7-0と先制します。

続く13分にも大阪桐蔭はスクラムからの両CTBによるサインプレーを受けて、WTB野村が抜け出し、敵陣深くに攻め込みます。
大阪桐蔭はさらにCTB松山がボールを前に運ぶと、最後はCTB高本からパスを受けたSO嘉納がゴールラインを割りトライ。
嘉納はコンバージョンゴールも決め、大阪桐蔭が12-0とリードします。

12点のリードを許した桐蔭学園もここから反撃を開始します。
桐蔭学園は22分、アタックを継続し、ペナルティを得るとゴール前のラインアウトからサインプレーが決まって、PR床田がインゴール右隅に押さえ込み5-12。

さらに25分にはWTB佐々木隼の見事な走りで敵陣22メートルライン内に入ると、ゴール前でNO8佐藤のパスから、PR鈴木が縦を突く連続攻撃で前進し、最後はPR鈴木がパワフルに突進し、最後は大阪桐蔭のディフェンスをこじ開けトライ。
コンバージョンゴールも決まって、12-12の同点に追いつきます。

勢いづいた桐蔭学園はさらに28分、大阪桐蔭のラインアウト失敗からボールを奪うと、自陣深くからNO8佐藤の見事な走りなどもあって怒涛の攻撃を見せます。
そして桐蔭学園は敵陣22メートルライン手前からHO紀伊遼平がLO紀伊雄介へとオフロードパスでつなぎ、最後はWTB佐々木が左隅に飛び込んでトライ。

桐蔭学園が17-12とついに逆転。桐蔭学園はそのままリードを守って、17-12のスコアで前半を折り返しました。

逃げ切れるか桐蔭学園 巻き返せるか大阪桐蔭

出典:http://www.city.kumagaya.lg.jp/photo_news/30_4/0408.html

決勝戦後半 大阪桐蔭(大阪第1) 14-7 桐蔭学園(神奈川)

後半、綾部監督の指示を受けて、ディフェンスを修正した大阪桐蔭は後半早々の桐蔭学園の追撃を守り切り、さらなる失点を防ぎました。

そして5点を追う大阪桐蔭は後半7分、桐蔭学園のラインアウトミスに乗じてチャンスを広げると、ゴール前中央でペナルティキックのチャンスを得ます。

ゴール前のラックからPR江良がインゴールに持ち込み、パワープレーでトライ。
コンバージョンゴールも成功し19-17と逆転に成功します。
逆転により勢いがついた大阪桐蔭は後半17分にも力強いドライビングモールからFL奥井が抜け出してトライ。
コンバージョンゴールも決まり、26-17とリードを広げました。

大阪桐蔭は、桐蔭学園のディフェンスにスキができれば常にプレッシャーをかけボールを奪うなど、試合の主導権を握り続けます。

それでも8年ぶり2度目の花園制覇、そして単独優勝を目指す桐蔭学園(第90回大会では東福岡と引き分け両校優勝)は終盤の28分にチャンスを迎えます。
CTB江川が中盤から攻め込むと、FB伊藤が抜けだしチャンスをつくり、最後はパスをもらったキャプテンのSH小西が左中間に押さえ込んでトライ。
SO津田のコンバージョンゴールも決まって26-24と2点差に迫りました。

試合時間の残りはわずか2分となり、ペナルティゴール(=3点)でも逆転するという息詰まる攻防の中で、桐蔭学園は自陣から攻め込んでいきます。

逆転を狙う桐蔭学園は自陣から必死にボールをつないで逆転を狙います。
しかし、大阪桐蔭のCTB高本が桐蔭学園の攻撃に対して思い切った激しいタックルを見舞って失点を防ぎました。

そして大阪桐蔭はボールを奪い返すと、再び争奪戦となったボールを大阪桐蔭の選手が一気に奪い返してキープし、最後はボールを蹴り出してノーサイド。
26-24で勝利した大阪桐蔭が、1995年度大会の初出場から数えて13回目の出場でついに悲願の初優勝を飾りました

大阪桐蔭にとっては硬式野球部が今季の甲子園大会を春夏全国制覇するという偉業に加え、ラグビー部も初の全国制覇と学校にとっても大きな喜びとなりました。

第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝結果

・大阪桐蔭(大阪第1) 26-24 桐蔭学園(神奈川)

今大会を振り返って

春の選抜大会で優勝を争った桐蔭学園と、大阪桐蔭を中心とした優勝争いが予想された今大会。

大会前半では、日本航空石川(石川)や佐賀工(佐賀)といったBシード校が次々と初戦敗退するといった波乱もありました。

しかし、終わってみれば準決勝にはAシード3校(桐蔭学園・大阪桐蔭・東福岡)が全て残り、残る1校もBシード校(流経大柏)と順当な結果に落ち着きました。

優勝した大阪桐蔭は昨年の悔しい準優勝を踏まえて、厳しい練習を乗り越えて悲願を達成しました。
来季に関しても大阪桐蔭FL奥井、桐蔭学園NO8伊藤といった非常に楽しみな選手がいるチームを中心に高校ラグビーは盛り上がっていくことになりそうです。