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第55回全国大学ラグビーフットボール選手権準決勝!帝京VS天理

出典:https://www.teikyo-u.ac.jp

2019年1月2日に行われた第55回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝
前人未踏の全国大学ラグビーフットボール選手権大会10連覇を目指す帝京大学と、関西王者天理大学との一戦を振り返ります。

準決勝戦 第2試合のダイジェストと結果

出典:https://www.nikkei.com

帝京大学VS天理大学・前半

序盤から風下であった天理大学が、特徴である力強く、スピーディーなアタックを継続し、No.8のファウルア・マキシ選手、アウトサイドセンターのシオサイア・フィフィタ選手がボールを持つと確実にゲインをし、前半11分にウイング久保直人選手が先制のトライ(5-0)。

前半19分には、天理大学の武器の1つである、スクラムでの認定トライで追加点を上げる(12-0)。

この認定トライは、得点以上に、両チームのスクラムの力関係を明らかにし、帝京大学に大きなダメージを与えたプレーとなりました。
前半20分以降は、帝京大学がボールを保持する時間帯もありましたが、効果的なアタックを許すことなく、無失点で前半を終えました。

帝京大学VS天理大学・後半

出典:https://www.yomiuri.co.jp

後半開始から、帝京大学のアタックが続き、後半4分にフルバック竹山晃暉選手のディフェンス裏へのグラバーキックから、ウイング木村朋也選手の反撃のトライ(12-7)。
後半開始直後に、帝京大学がトライをとったことで、ついに絶対王者帝京大学の底力が見られるかと思われました。

しかし、次にトライをとったのは、天理大学でした。
後半に入っても、スクラムで帝京大学を圧倒し、獲得したペナルティーから相手陣地に入り、ラインアウトからのアタックで、後半13分にアウトサイドセンター、シオサイア・フィフィタ選手のトライ(19-7)。
後半18分には、勝敗を決定づけるトライが生まれました。

自陣での天理大学ボールのスクラムを、10メートルほど押し込み、ディフェンスのプレッシャーがかからない状況で、スクラムハーフ藤原忍選手からウイング久保直人選手へパスを出すスペシャルプレーで、ウイング久保直人選手が大きくゲイン。

最後は、ファウルア・マキシ選手がインゴールに飛び込みました(26-7)
後半も帝京大学のアタックを低く突き刺さるタックルで止め続け、帝京大学にスコアを許さず、最終スコア29-7で天理大学の完勝となりました。

天理大学の勝因分析

出典:https://www.asahi.com

29-7というスコアで天理大学の完勝に終わった準決勝第2試合。
天理大学の勝因を分析します。

① 前半早い時間帯での先制トライ
試合巧者である帝京大学から、前半11分という早い時間帯に、ウイング久保直人選手がトライをとったことにより、天理大学に落ち着きを与えることができました。

② スクラムで帝京大学を圧倒
戦前から、スクラムの力関係は優位と予想されていましたが、前半の認定トライなど、スクラムを圧倒できたことにより、ゲームプラン通りの戦いが可能になりました。

③ ブレイクダウンでの攻防でも優位に
スクラムだけでなく、ブレイクダウンの攻防でも、常に帝京大学にプレッシャーを与えることができ、帝京大学にテンポの良いアタックを許しませんでした。
また、ブレイクダウンでの反則も少なく、相手にチャンスを与えませんでした。

④ 留学生3選手の活躍
ロックのアシペリ・モアラ選手、No.8のファウルア・マキシ選手、アウトサイドセンターのシオサイア・フィフィタ選手が、アタック、ディフェンスどちらでも、いつも通りの活躍ができました。

⑤ フィフティーンの豊富な運動量
ブレイクダウンへのフォワードの集散や、素早いディフェンスラインの整備など、80分間休むことのない、フィフティーンの豊富な運動量が帝京大学を上回りました。

天理大学、平成最後の大学王者へ?決勝戦を大胆予想!

出典:https://www.saga-s.co.jp

第55回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝のもう1試合は、明治大学が早稲田大学を下しました(31-27)
1月12日に行われる決勝戦(天理大学VS明治大学)、天理大学が初の大学王者になる為に必要なものは何なのか?

決勝戦の見どころを紹介します。

① スクラム番長はどっち!?
1番の見どころと言っても過言ではありません。
「重戦車」と呼ばれる強力フォワードがチームカラーの明治大学と、大東文化大学、帝京大学とフォワードの平均体重が10kg/人以上重い相手に、スクラムを押し勝ってきた天理大学。
スクラムの力関係がゲーム展開に与える影響はとても大きく、天理大学がスクラムで優位にたてることが、大学王者への第一歩と言えます。

② 天候、声援のプレッシャー
天候の影響で、ピッチコンディションが悪くなれば、スクラムやアタックに影響が出てきてしまい、天理大学の攻撃力を半減させてしまうかもしれません。
決勝の対戦相手、明治大学は、全国大学ラグビーフットボール選手権大会優勝回数12回を誇る関東の強豪校であり、決勝の観客は明治大学のファンが大半を占める可能性があります。
後半終盤まで競ったゲーム展開になると、観客席からの明治大学を後押しする応援などがプレッシャーとして選手に圧し掛かってくるかもしれません。

③ ブレイクダウンの攻防で優位にたてるか!?
準決勝の帝京大学戦に完勝できた要因の1つに、ブレイクダウンの攻防で優位にたてたことが挙げられます。
明治大学との力関係を想定すると、スクラムなどのセットプレーの力関係や、バックス陣のアタック力など、非常に力が拮抗すると思われます。
そのような状況の中で、ゲーム展開を優位にする為には、ブレイクダウンでの攻防が非常に重要になってきます。
ブレイクダウンで反則をせず、明治大学にプレッシャーを与え続けることができれば、準決勝のような天理大学の強さを発揮できるはずです。